急遽サマーソニックラプチャー間に合わず、ブロンディのヒット曲の連続に甘酸っぱい八十年代を思い出し、アフロのひとのバンドはなかなかに面白く、仕事からみで覗いたソールドアウトが「うぇかぴぽー」って本当に横揺れしていたのでいいもの見たナアとあたたかな気持になり、カレー食べながら忍者ショーやら芸人コントなどを観て「劇団ひとり」の用務員ネタは言葉尻と身体性の両面ともども面白くてどっと笑い(カントリーマアム!)、バクチクの最初だけを冷やかし、ドアーズはなんだかものまね大会のようで(「ハートに火をつけて」やる前に出てしまったけれどちゃんとやったのかしら)、最後にスタジアムに戻ってレディオヘッドを観ようと三階席まで上がったらギュウギュウに混雑していて驚いた。トム・ヨークさんは紫色の光のなかで踊っていた。なつかしい曲も律儀にやってサービス精神旺盛な手抜かりのないアクト。

昨夏まで日よけ帽をかぶり日傘をさし長袖を着て白肌を守り通していたのだが、今年は五月早々に笠間でキャミソール焼けして以来、いろいろ気を遣うのが面倒くさいので肩を出しつづけている。なかなか香ばしい塩梅に色がついてきた。そうはいっても、さすがに鼻の頭の皮がむけるまで!という度胸も無謀さもない、いろいろ分別がつく年頃なので中途半端にシャツを頭からかぶって日影を探して早歩き。