2003-08-01から1ヶ月間の記事一覧

今夜より、夜行列車「ムーンライトえちご」で日本海側を北上し、北海道までいってきます。途中下車予定は、秋田(昼食)、日景温泉、五能線沿線(十二湖、深浦)、弘前、青森、函館(朝市)、長万部(昼食)、余市(祖父母の田舎)で、札幌着は三日の夜です…

朝顔部誌霜降りの赤い花(「花吹雪」)につづき、ちょいと小洒落た佇まいの青い花が咲きました。さいきんは実を収穫して食べられるものばかりに気持が向いていたけれど、つぼみが花ひらくのを見るのはまたうれしいものね。 とはいいつつ、「そら豆」と「にん…

今日のことではなく一昨日のこと。宵の口、早めに帰宅して浴衣に着替えてスターパインズでエンケン(遠藤賢司)さんのライヴへ。サマージャンボリーと題した八月中のスターパインズ、チケットを買いに行ったときに「浴衣をきてくるといいことがあるよ」と貼…

朝顔部月報。ようやく赤い花がふたつ咲きました。飼育方法が甘かったため行灯の上段がジャングルのよう。鋏を入れて風通しをよくする。ベランダ園芸はとても愉しい。帰りみち、我がアパートを眺めると月光に茄子のシルエットが浮かび上がっていたりすると得…

おなかがへった、昼ごはんを食べよう、そうだ、あの店のカレーライスにしようかアジアごはんにしようかそれとも木の子のグラタンか。と、歩いていた渋谷消防署通りでよそ見した先にすてきなロングブーツがつま先をそろえて立っていた。こげ茶色、膝丈、ロー…

終電にのって池袋はロサ会館「ライヴ・イン・ロサ」へ。オズディスクとぎゅーんカセットとの対決(同居?)企画で、午後七時から翌朝六時までの十一時間にわたる夏祭り。の、わりにジメジメしているのは雨日の湿気と地下空間のせいであると言い張りたい。ド…

座頭市ブックのカタログ制作、実務がようやくはじまる。今日は『座頭市の歌が聞える』。歌好きな勝新もこの作品ではまだ歌っていないのになぜかこのタイトル。よく『座頭市喧嘩太鼓』とゴッチャゴチャになる。もっとも重要なところは女郎役の小川真由美。そ…

この夏は雨カッパに開眼。これなら嵐の日だって自転車にも乗れるし横殴りの雨に太腿が濡れることもない。両手も空くし鞄だって濡れない。黒いカッパ姿で明治通りを歩いて原宿方面へ。こんなに便利なのに我が同胞は工事現場にしかいなかった。おしゃれな格好…

わすれてしまいそうだから先に八月六日のこと。京橋のフィルムセンターで市川崑『あなたと私の合言葉 さようなら、今日は』(1959/大映)。男やもめの父親(佐分利信)と奔放な妹(野添ひとみ)の面倒をみながら一家を支えてきた若尾文子。自動車メーカーの…

ブルーノートでキップ・ハンラハン「コンジュア」のライヴ鑑賞。ビッグバンドは面白い。さながら現場監督的な佇まいのハンラハンが指差したり怒鳴ったりプレイヤーつかまえて何やら相談したり、楽器を持ったおっさんたちは各人勝手に愉しそうに演奏し、作家…

夜、リキッドでサマソニのアフターパーティ。当日観られなかったラプチャーとポリフォニック・スプリーのライヴ。ラプチャーは文系学生が羽目をはずした感じで、「テクノ」と聞いていたけどそれはまったく誤情報で「テクノポップ」だった。擬態語で言えばス…

急遽サマーソニック。ラプチャー間に合わず、ブロンディのヒット曲の連続に甘酸っぱい八十年代を思い出し、アフロのひとのバンドはなかなかに面白く、仕事からみで覗いたソールドアウトが「うぇかぴぽー」って本当に横揺れしていたのでいいもの見たナアとあ…

何の予定のない休日の午後、吉祥寺デパ地下めぐりをして東急でイカを買った。銭湯にも寄らず帰宅し西日の当たる台所でさばいて塩辛にした。エルンスト・ホフバウエル『続・女子学生(秘)レポート』(1971/独)のビデオを観たら、古いビデオのためやたら下半…

またまた、きょうかたるきのうのこと。フィルムセンターで市川崑『女性に関する十二章』(1954/東宝)。伊藤整の同名ベストセラーをモチーフに、十年来の付き合いの恋人同士があらゆるタイミングが合わずになかなか結婚に踏みきれないうちに周囲を巻き込んで…