2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

単線センチメンタリズム

名古屋での日日を終えて、バタバタの足取りのままに札幌へ二泊三日の里帰り。何のオシゴトも用事も無いし、実家の猫と戯れてヒマな時間帯にはシアターキノで映画でも……という目論みは外れて、猫の代わりにパソコンを抱えながら泣く。まあ、飛行機を予約した…

鬼頭 哲 ブラスバンド の ライドーン!

ハタリブックスは本を作る一連のお仕事のほか、すてきな音楽を鳴らす人のお手伝いをすることも生業としています。今春からハタリが仲間に加わったのが、現在名古屋を拠点に活動している「鬼頭 哲 ブラスバンド」。渋さ知らズや東京中低域でも御馴染みの、パ…

nununununu

あのひとが同じ一九七六年生まれだと知っただけで勇気づけられる、そんな「76年生まれ」が周りに増えてきて世の中が愉しくなってきた。その「76年生まれ」、編集者でありデザイナーであり音楽家でもある戸塚泰雄さんとの出会いは「驚き」と「納得」のサンド…

養老ハイキング

今期数度目の名古屋出張。たたみの上で目が覚めたら、月曜の空はよく晴れていた。昼ごはんにひやむぎをいただいていたら、家主が「養老乃瀧にいきましょう」と言った。正解は居酒屋ではなくて本物の滝の方。木曽川、長良川、揖斐川を渡って養老の山中へ。そ…

映画は待ってくれる

ときにひどく落ち込むこともある。暗い気もちになるのは趣味ではない。それでも、ちょっとしたことで場の空気が灰色になり、つまらないことで気持ちが濁ってしまうことがある。駅のホームで電車の到着を待ちながら、線路を見おろして「枕木と枕木のあいだは…