2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

寒い夜にぴたりと閉じ合わせていた雨戸を開けたら昼の町は春の陽気だった。よし、こんな日は映画館で映画を観よう。とびきり馬鹿げた、正しい娯楽映画を観よう。と、思いついて、春めいた陽射しに頭を預けながら井の頭線の各駅停車に乗った。映画館に出かけ…

平岡正明さんの『昭和ジャズ喫茶伝説』(平凡社)はひとつの青春小説だ。わたしにとって平岡さんは、あこがれのアイドルであり、市っつあんであり(平岡さんは盲ではないけれど居合い抜きの動きはなかなかだ)、先輩であり、空手マインドをもつ同志であり、…

いろいろあった2005年が過ぎ、2006年を迎えました。2003年もいろいろありましたし、2004年もいろいろありましたが、変わるのは状況とそれに翻弄される自分くらいなもので、大好きな映画はあいかわらずいつもわたしのそばにあっていつでもわたしを勇気づける…