2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

四月の終わりのころ。ハタリハウスの「連休カレー」キャンペーンがはじまりました。つまりコンロの上につねにずん胴鍋があるという塩梅。これが一週間つづくのでカレーマラソンといいます。テアトル新宿にて『タカダワタル的』鑑賞。高田渡さんありきで面白…

先々週のY氏の月曜映画史講義で冒頭のシーンだけを観た、『オーソン・ウェルズのフェイク』(1975/イラン+仏+独)。改めて観通した全篇約九十分、ハー!と感嘆符ばかり頭に並ぶ器用で愉快な映画。「ほんとうのはんたいのはんたいのはんたーい」と言ったのは…

ベランダ園芸部、休日の夕暮れにパクチー(香菜)と万能ネギの種を蒔きました。秋蒔きのソラマメはプクプクした実を三つぶらさげ、ミニ人参は引っこ抜いてみれば生意気にも人参の姿と味をしています。真夜中と早朝二度に分けて、風煉ダンスの公演ビデオ『犬…

今週のハタリハウスビデオ鑑賞状況。三隅研次『子連れ狼 三途の川の乳母車』(1972/東宝+勝プロ)は、足首手首とみれば斬り落さずにはいられないショーアップされた殺陣やボンドカー化した乳母車の装備の馬鹿馬鹿しさや映像を二重に重ねて妙に官能的に仕上…

今週の浅草東宝オールナイト興行は黒澤明脚本作品四本立て。午後九時からと浅い時間に始まるというので化粧っけのない顔にメガネをかけて出掛ける。午後九時の浅草六区、小便臭い映画館には娘と呼べるのはわたしの他いない。エスカレーター下では早速親爺さ…

肉と酒と愉快なお喋りと健康ランドのために電車に乗って海辺へ遠征。その天然温泉健康ランドの名物は「ロウリュ」というサウナだという。のぼせ体質ゆえにサウナは苦手だが、やっぱり名物は気になるなあと肌を真っ赤にしてサウナのなかで待っていると、スタ…

田中徳三『第三の悪名』(1963/大映)。悪名シリーズでは宮川一夫の映像美がそれほど目立たないなと思っていたわたしが馬鹿だった。緑がかった薄闇と色濃い影のコントラスト! 新キャラ、戦争帰りのインテリやくざ(兵隊時代、朝吉の上官だった)に長門裕之…

『喜劇 女は男のふるさとヨ』からちょっといいことば。 - 村枝ねえさんは、アンタにはおかしな踊りを才能があると言って褒めてくださいました。 「いいかい、ちゃんと基本を身に付けた上でコミカルに踊るんじゃなくっちゃゴマカシなのよ。ゴマカシはいつも手…

近況。ヨーグルトとバナナと豆乳をミキサーで混ぜたものをのんで一日をはじめています。京都有次に砥ぎに出して以来、野菜を叩き割るかのごとくストレスフルだったまな板生活が、愛用包丁帰還でようやく快適ライフに元通り。うれしいったらないね。イカをさ…

今年は七年に一度の御柱イヤーと聞けば祭好きの血がさわぐ。信州諏訪大社の御柱祭。加えて今日は「青春十八きっぷ」春シーズンの最終日でもあるのだった。行かない理由がみつからない。疑問なしに朝七時半の中央線に乗りこんだ。片道四時間かけて下諏訪へ、…

客人招いてウェンズデーカレー。サンデーカレーよりさらに味が深まっている。にんじんオクラ舞茸サツマイモ茄子ウインナを素揚げしたものにスープカレーをかけたところにさらに豪勢に半熟玉子を添えててっぺんにパクチー。ビールをジンジャーエールで割って…

きのう観た映画の話をズラズラと。 ハタリハウス『悪名』キャンペーン開催中。シリーズ第三作目『新悪名』(1962/大映)は森一生が監督。戦争が終わり復員してきた朝吉はすっかり変わり果てた日本の姿に唖然とするが、やっぱり馬鹿正直で喧嘩に強くて面倒見…

ハタリハウスに泊まりにきた女の子が、真夜中に「おなかすいたね」と言ったので、「パンでも焼こうか?」「そうだねー」というやり取りの後に、流し台の下から強力粉の袋を出してバタンパタンとこねて叩いてやったら、「食パン焼くんじゃないのかよ!」と笑…

渋さ知らズ四月馬鹿ライヴ。「行けばわたしも馬鹿になれますかね?」「それはどうでしょう、でもアタシが馬鹿なのは保証します」。そんなわけで、JJギャルコスプレで仕事をこなした帰り道に新宿ピットイン。ダンドリスト不破さん率いる大人数演奏のオーケ…