夜と朝のあいだをまたぐみじかい眠りから覚め、ぼんやりとした欲望の世界から逃げていくおかしな夢のしっぽを、名残惜しくググッとつかまえなながら、夏が飛んでいっちゃうと、不意にあせった八月は残暑。夏のしっぽをつかまえて、どうかこのまま飼いならし…
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