雨の吉祥寺/「座頭市映画手帖」最終販売

昨日のあさりはおみそ汁にしていただきました。潮干狩りにしてもベランダ園芸にしても、自分が得たものを食べるという流れは、とても自然で健全な食欲となる。わたしの父親が週末になると習慣のように山に入っていき、山菜を採ったり川魚を釣っては月曜日に食べさせてくれたのは、この健全な快楽につながっているのだなあと今更ながらに思う。

夕方、雨の吉祥寺へ。駅南口のバス通り沿いにある古本/新刊本/そのほか雑貨を扱うブックショップ「BASARA BOOKS」にて、保存分として残していた「座頭市映画手帖」を、こちらも十冊限定でお取り扱いいただくことになりました。いわゆる「サブカル」と呼ばれる分野をバランスよくカバーしている本屋さんです。ただし明日七日から十日まではお休みなのでご注意ください。

これで現在「座頭市映画手帖」が手に入るのは吉祥寺「バサラブックス」、吉祥寺「百年」、高円寺「円盤」にもたしか三冊あったはず、札幌「キコキコ商店」にもまだあるのかな。福岡のオンライン古本屋「あなもん」でもご注文いただけます。

マンダラセカンドにて渋さ知らズ劇場。珍しく前半からアッパーな展開でおどろいた。北さんのトランペットのラッパ延長線上に座っていたので音が最短距離でまっすぐに届いてきた。立花さんのアルトサックスは清々しいなあ。ガンガン加速するわりにじわじわと横の幅が広がるような演奏。面白い夜でした。

座頭市映画手帖】 http://www.hataribooks.net/htrp01_zatoichi.htm
バサラブックス】 http://basarabook.blog.shinobi.jp/