仕事帰りに京王線にのって千歳烏山「壷」へ。先月見逃した、不破大輔さんと佐々木彩子さんのライヴ「大・ちゃんのどこまでやるの?!」の第二回目。ここのところ演奏を控えている不破さんのウッドベースと、奔放でありながら実のところ非常にセンシティヴな佐々木さんのピアノと唄に梅酒一杯で酔いしれる夜。ミニ渋やCHANバンドなどで二人の演奏をみているものの、実はこの二人だけのデュオは結構珍しい(とおもう)。ご当地在住の友人八幡山さんと砂肝ポン酢をつつきながら音楽を発見する之会。つね日ごろから「もし渋さ知らズに加入できるなら、わたしは不破さんのくわえ煙草になりたいワ」と嘯いているわたしですが、佐々木さんが作り弾き唄う楽曲のとりこでもある。佐々木さんがさきほどカウンタに座って作ったばかりという歌詞にそっとなみだした。

あのころの わたしより ずっとわかい さ

今宵は千歳烏山にすばらしい音楽があった。来月半ばに第三回があるならまた行こうとおもう。手帖にメモ。そして今夜の不破さんは右足首に茶色、左足首に赤色のくつ下をはいていた。