htr2003-06-27

実はデートコースペンタゴン・ロイヤルガーデンのライヴをみたのは今日がはじめてだった。「大友さん脱退以後」というふれこみなのに、替わりのギタリストが「June」を「七月」と勘違いして本国に帰ってしまったとかなんとやらで、大友さんが出てきてギュイーンとギターを弾いていた。クアトロは満員。背広姿もちらほら見えたもののオールスタンディングの八割方は若者で黒髪率が高かった。きっとみんな菊地さんみたいに難しい言葉をつかって何か語りたいのだろうなあといらぬ想像をしてライヴ前の暇をすごす。演奏は緻密でもの凄いのだが、どうもわたしの肌に合わなかったのはなぜか。泥臭さの欠如? 天井が低くて狭い小屋で演奏する手元や表情を見ながら聴けたら愉しいだろうとおもったけれど、この人気ぶりを見る限りきっと無理な話。周囲の若者が早くも肩を揺らしてダンス。わたしのからだのなかに音楽が入り込んでくるのを待っているうちに前半が終わってしまった。宇田川町を抜け出てバレエのレッスンを受けに吉祥寺に帰る。ヘアカットしてから、センター街でのキャッチが復活した。鬱陶しいからもちろん相手しませんけど正直ちょっとうれしい。