htr2004-04-03

ハタリハウスに泊まりにきた女の子が、真夜中に「おなかすいたね」と言ったので、「パンでも焼こうか?」「そうだねー」というやり取りの後に、流し台の下から強力粉の袋を出してバタンパタンとこねて叩いてやったら、「食パン焼くんじゃないのかよ!」と笑ってくれた。午前一時に焼きあがったばかりのチョコパンとごまパンを食べながらふとんの上でお喋り。かつて放課後にススキノのミスタードーナツでくりかえし飽きもせず好きな男の子のことばかり喋りつづけていたわたしたちは、いましばしの間すっかり恋の話を忘れてしまっている。しようがないので引越や生活の話などをしてから就寝。