毎日が喜劇仕立て

htr2006-05-03

さて、五月が駆け足でやってきました。畳の零細個人事業ハタリブックスの近況はといえば、わくわくと台割を作っています。これから夏に向けて面白いお仕事がつづきそうです。もうしばらくして予想図が見えたら経緯と予定をご報告します。なんともわくわくするお話です。

カレンダーに赤い数字が並んで、世の中が浮き足立っているこの数日間、ミスハタリの近況は以下の通り。南青山のフレンチビストロ「BENOIT」でおしゃれランチで豪遊、渋谷の焼鳥屋で串とビール、渋谷クアトロにて渋さ知らズオーケストラ、新宿西口横丁の宝来屋で串とビールと焼酎。毎日正午からは日本映画専門チャンネルの「ホリデー駅前」特集。森繁やフランキー堺、バンジュン、三木のり平、そして淡島千景が画面を賑やかすこの駅前シリーズを見ていると、もう毎日がホリデーで上等! というめでたい気持ちになってくる。シリーズ第五作目、久松静児監督『喜劇 駅前飯店』(1962/東宝)は、とぼけた面々が中国人に扮してあやしげな日本語でドタバタを繰り広げる。現役時代の若き王貞治がゲスト出演、片足打法も見られます。つづくシリーズ第六作はこちらも久松静児監督、『喜劇 駅前茶釜』(1963/東宝)。赤城山を舞台に、茶釜をめぐって俗物たちの金儲け対決。森繁が見る夢のなかで披露される「たぬき踊り」のレヴューが見もの。フランキー堺のドラミング、いや太鼓もあるのがうれしい。今作にはジャイアント馬場がゲスト出演。

と、どうやら連休につられてあそんでばかりにみえますが、夜なべして仕事もしています。台割を作ったりとかね、頭のなかはそこそこに真面目で忙しいのです。