吾妻光良みたいな大人になりたい

htr2006-05-07

雨の日。鏡の前でのんびりとマスカラを重ねていたら「駅前に吾妻さん!」と式神が飛んできた。あわてて着替えて家を出て、ロングブーツをズッカズッカ鳴らしながら吉祥寺駅前北口バス広場。特設ステージで吾妻光良&スウィンギン・バッパーズが演奏していた。「ほんじゃね」とすでに最後の曲。うーえーっ、かっこいいーっ。ハモニカ横丁の店で働いていたとき、カウンタの中のラジカセで『SQUEEZIN' & BLOWIN'』をかけて「やっぱり肉を喰おーう、イエーイ!」と唄っていたら、客がはてなという顔をしたのだけど、面倒くさいからこれがどんな音楽かなんて教えてやらなかったんだ。「コミックバンド?」と言った兄ちゃん、自分のバップは自分で探せよ! 吾妻さん、ほんとうにかっこいい。

マンダラセカンドで「渋さ知らズ劇場」。先日のクアトロから流れてきたのか、「ナーダム」で声援をあげる観客がいたりして、雨なのになかなかの混雑。ルシアンティをいただきながらロシア旅のハナシなど。応援しています。

終演後はズルズルな流れで駅前地下にて焼肉。何を食べても違いのわからない男が、大事に育てていたセンマイを焦がすさまを見ながら午前三時まで呑む。

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吾妻光良 & The Swinging Boppers http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A002794/-.html