お風呂と畳の幸福

htr2006-11-13

ふとんのなかで寝起きの肌が感じとる早朝の冷え込みに、冬がもうすぐそこで待っているのに気づきます。真夜中のお風呂がますます楽しい時期になってきました。湯冷めの風邪ひきにはじゅうぶん気をつけて、午前三時に入浴としゃれこみます。温泉旅の予定はしばらく立たないし、健康ランドや銭湯に出かけるのも帰りみちの北風が心配なので、ハタリハウスのちいさな湯船にたっぷりお湯をためるのです。ここ最近で試してみたのは「紅茶風呂」。ケータリング用に大量に買いためた紅茶のパックがあったので、ティーバッグを十個ほどお鍋で熱々に煮出してお風呂の湯に足します。お風呂いっぱいが褐色になり、湯気も心なしかお茶の匂い。紅茶は殺菌効果があるらしいので、濃い紅茶で足湯を試せばピーリングもできるそうです。紅茶のお風呂から上がったあとは、なんだか肌がつるつるしていました。ホコホコに温まったからだで夜のふとんにもぐり、いっそう寒さが強まる次の朝を待つのです。

なんだか十一月に入ったとたん、春から十月末まで全力疾走してきたあれこれが落ち着いてずいぶんとのんびりした生活になってきました。秋晴れの午後、陽射しで温まった畳のうえでビヨーンとのびています。明日のお米が心配なら、仕事せえよ。