「犬姫」の景色

咲きました

たまには女子らしい話など。美容と健康に対しては真っ当でありたいミスハタリですが、都会の生活では無茶や無理や無謀がたたって肌がヨレヨレになることがままあります。また、しなびてはいなくとも、明日はデートだというときにはやはりいつもより美人でありたいものです。そんなささやかな願いをかなえてくれるのがヴェレダナチュラルケアスタジオ。スイスで生まれたヴェレダは、人智学の父ルドルフ・シュタイナーの哲学に基づいた美容健康のケア。あたたかい温度とやさしい手に居眠りしているあいだに、自然治癒で引き戻せる程度の美人にはなりました。いつもどうもありがとう。

ヴェレダ http://www.weleda.jp/


夜は新宿ピットインにて渋さ知らズのライヴ。今宵は、ステージの各地でさまざまなシーンが多発し、その芽がきちんと展開していくという、編集力が冴えたライヴでした。そのひとつ、ダイローさんのピアノと鬼頭さんのバリトンのデュオ。ダイローさんのピアノは召喚系だとわたしは初めて聴いたときからそう思っているのだけど、ピアノが怪物を呼び込んで戦闘シーンを起こすのではなく、バリトンサックスの魔法使いを呼んで掛け合いをしていたような様子。それから、彩さんが唄う「犬姫」にある風景が見えてきて、わたしは手を伸ばして踊りたくなった。音楽を聴いてお芝居をしたくなったのは初めてだ。もともとこの曲がお芝居のなかで奏でられた音楽ということを考えるとそれは必至のことかもしれない。最後列にはドラムが三台と真理さんのパーカッション。そうそう、配布されたチラシの中には「ORQUESTA NUDGE! NUDGE!」の次回ライヴのフライヤー。九人の打楽器奏者によるパーカッションアンサンブル、ステージのセッティングを想像しただけで迫力があるし、その音楽はきっとこの想像をゆうに超えるものだろう。二月二十二日、浅草のアサヒ・アートスクエアでライヴがあるそうです。「Asahi Cafe Night」というイベントで、ちなみにその翌日二十三日は、足立正生監督の映画『幽閉者』の公開記念ライヴもあるそうです。

BATUKA!

BATUKA!