渋さ知らズ沖縄旅 その1

辺野古でジャーン

二月の後半は渋さ知らズのツアーで沖縄に出かけていました。メンバースタッフ家族お客さま加わっての四十人規模のパーティ。ドイツ・メールス行きと同じくらいの大所帯。言葉の通じる国内旅行でよかったとは言ったものの、まあ、多少事件が起きるくらいがみやげ話としては愉快なものです。

二月二十五日、徹夜明けのまま始発電車で羽田空港へ出発。意外にも遅刻者は出ず、しかし概ねの予想通りに離陸は遅れる。午前七時発の飛行機で沖縄へ。オノアキさんが運転してくれる車に乗り込んで中央道を北上して名護近くの辺野古という海辺へ。「Peace Music Festa! 辺野古」で渋さ知らズ。曇り空とあいにくの雨とが交互に広がっていた浜辺だったけれど、焼きそばを食べたりうろうろ散歩しながら時間を過ごす。出番は三十分、尻に火が付いたところで終演。那覇に戻って、国際通りのお店で川口隊長、斉藤社長らといわゆる沖縄料理を食べる。泡盛を呑んだあとに、前乗りしていた川口隊長が前日ライヴをしたというお店イチマイルに移動。ゆかいな店主ホールズさんいわく「ビールをコーラで割ると、ルートビアの味になるんだよねえ」。げ、ほんとだ、でもうまい、などと大騒ぎ。ホテルに戻ってきたものの「まだそば食ってないよね」、えーっ。そのときエレベーターの扉が不意に開いて横沢紅さんが登場。風俗街半ばにあるそば屋で午前四時の沖縄そば