渋さ知らズ沖縄旅 その2

これが焼きテビチ

二月二十六日、二日酔いだが旅心は元気だ。昨日とはうってかわって抜けるような快晴、はりきって散歩に出かける。まずは沖縄ステーキ発祥の有名店でハンバーグ。ここでベリーレアを頼むと鉄板の上に生肉がのって出てくることを学ぶ。国際通り、第一公設市場の周辺を散策。通りの端にある古着屋で、クイズマスターのようなジャケットや絵描きのようなベレー帽などゆかいな洋服を発見。市場の二階で沖縄そばを食べる。

那覇OPAの七階にあるクラブムンドにて渋さ知らズ。このOPAは安藤忠雄設計らしいのだが、舞台裏から外に出るとコンクリート打ちっ放しのルーフバルコニーにとても大きなガジュマルの木(かな?)が生えていて、ステージから流れてくる音を聴きながら木の下でくるくると回っていたらたいそう気もちがよかった。この建物が安藤忠雄だというのもビックリだったけれど、それを教えてくれた那覇の友人ジョスが安藤忠雄のことを「アンタダ」と言ったことのほうが面白かった。ライヴはアンコールまで含む盛り沢山の約三時間。ご来場ありがとうございました。で、ライヴのあとは川口さんが強く勧めてくれた東大という名のおでん屋さんで、またテビチの洗礼を受ける。焼きテビチなんてものは初めていただきました。でもそろそろ生の魚が食べたいです。