名古屋「ホテルトラスティ名古屋栄」

リハだー仕込みだー打ち合わせだー本番だー営業だーと、音楽制作のあれやこれやで季節ごとに一度は名古屋に行っているので、名古屋行きはもはや「旅」ではなく「出張」のほうが近いのだけれども、今回はリハーサルと会場打ち合わせの間に三日間の暇が出来たので、そのまま名古屋に残ることにした。さて単身、名古屋では四年ぶりのホテル泊。

そこで今回選んだのは「ホテルトラスティ名古屋栄」。栄駅至近、オアシス21と呼ばれる広場と、NHK、昨年五月に鬼頭ブラスもコンサートを行なった「愛知芸術劇場/芸文」のすぐそばにある小さなホテル。ビジネスホテルにしてはこぎれいに、女性向けにしつらえられた調度品とマダーム受けしそうな雰囲気。多少やりすぎの感はあるけれど、シンプル自慢ばかりの小奇麗系チェーンホテルのなかでは珍しく「旅心」を与えてくれるのはうれしい。フロントの接客態度も上品で、エントランスのソファスペースがもうすこし広くて椅子数が多ければ言うことなしかしら。今回は「デラックスシングル」のお部屋に連泊。通常の「シングル」とのちがいはなんだろう、ベッドがやや広めなのかな。ツインやダブルはどうかわからないけれど、シングルの部屋に関しては、想像していた快適さはエントランスほどではない気がします。わたしが予約したプランは早割で一泊7,500円(デラックスシングル/時期などによって変動します)で、それほどコストパフォーマンスが高いとも思えないのだけれども、栄駅すぐそばという立地を考えると便利だし、ビジネスホテルにはない気取りを含めると妥当なセンかと思います。といっても、この二日間は三越におやつを買いに出かける程度で、あとはお篭もりで仕事をしていたのだけれどもねえ。

【ホテルトラスティ名古屋栄】