ミスハタリ 北の春旅じまん

三月の終わりから一週間も北海道にいました。旅日記はまたあとから書きますが、ひとまず写真とダイジェストで旅じまんを。

三月三十日〜三十一日には「渋さ知らズ旅行部オーケストラ」で札幌観光してきました。この「旅行部」というのはミュージシャンやダンサーやアレコレなメンバーが集い、大真面目に旅行を目的とする部隊で、今回の旅も「一泊二日で札幌旅、希望者は今日中に要返信!」という連絡がきゅうにまわってきて、その後にライヴを決めたという、冗談みたいなほんとうのハナシ。朝十時に空港に集まって総勢二十五名のパーティで北に向かいます。仕事とは無縁で気楽に参加しつつも、この面子を前にするとやっぱりリメンバー・ヨーロッパ、しかも舞台はハタリの地元札幌の町。となると、ついついアテンドをかって出てしまったという次第。空港からの快速エアポートでは雪溶けの車窓を眺めて「ロシアだ!」と叫び、市営地下鉄では「車輪じゃなくてタイヤだ!」とはしゃぐメンバーたち。回転寿司(活ほっき! にしん! ほたてのひも!)、サッポロビール園(ビールはやっぱりクラシックがうまいよね)、味噌ラーメン(西八丁目の千寿)、すすきので朝まで北の味覚で宴会(めずらしく全員参加の打上げ)と、一泊二日のゆかいな旅となりました。

 
 
 

あ、もちろんちゃんとライヴもしましたよ(→☆ ライヴの模様はこちら)。じつはハタリもどこかに映っています。ステージ上ではライターの火がまったくつかなくなるという酸欠状態。外は春の雪というのに、ジッピーホールは熱気でむんむんしていました。たくさんのご来場、ありがとうございました。

 
 

札幌にいるあいだは町歩きを。学生時代にたまに買物をしていたレコード屋をひやかし、いつもおなじみキコキコ商店でお茶をのみつつ店主の末木夫妻とおしゃべりしたり、市電に乗ったり、中島公園の池が凍っているのに驚いたり、友人に会ったり、きのとやのケーキを食べたり、あいかわらずFab Cafeのコーヒーはおいしかったり。

その間にも、旅ごころをおさえきれなくなって、列車に乗って旭川へひとり旅。旭山動物園に行ったのだ。ホッキョクグマの生きざまにのんびりし、ヤギの赤ちゃんにたましいを奪われる。



動物園のじまんはあとでゆっくりするからね。

その夜は、旭川からバスで一時間半ほど走り、大雪山の旭岳温泉へ。うたた寝からさめたときに見た、夕陽と雪山の稜線がすばらしかった。このホテルディアバレーもじつにナイスな宿。






この雪と温泉と青空とおいしいごはんのじまんも、あとでゆっくりするからね。

そして最後は余市へ。わたしの単線原風景と、余市から札幌へ車で戻るとちゅうの山の上から見おろした景色。雪が残っているけれど、陽射しはもう春ですね。


今年だけでももう三度目の北海道、慣れた旅先だというのに、またまたたくさんおみやげを抱えて帰ってきてしまいました。左のメールフォームかinfo☆hataribooks.net(☆を@にかえてください)から「ミスハタリの北海道 おすそわけ希望」とご連絡いただければ、気分とくじ引き次第で、北の味覚をプレゼントします。お気軽にどうぞ。

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北やら南やらとなんだか旅じまんも追いつきませんが、三月半ばの沖縄旅「ミスハタリの春陽南風旅」を更新しました。4 浜比嘉島「ホテル浜比嘉島リゾート」です。こちらもよろしくどうぞ。
→ http://d.hatena.ne.jp/htr/20090317#p1