夏の鎌倉、センチメンタル寅次郎

雨が上がったら鎌倉だ、と出かけてきました。


「R OLD FURNITURE」や「うつわ祥見」をのぞきたいなだとか、鎌倉市農協連即売所で鎌倉野菜を買うのだなど、いろいろ欲望を抱えつつ、今回のいちばんの目あては鳩サブレーでおなじみの豊島屋本店

本店限定グッズ(→ )の「あぶらとり紙」! ケースに鳩、とくに裏側の鳩穴がたまりません。中に黄色い紙が入っている。肝心の中身のあぶらとり紙は美濃和紙で、鳩のすかし模様入り。ラブ!

 

それから、KIBIYAベーカリーでパンを買う。

自家製天然酵母でドッシリとした重さと味わい。山ぶどうとくるみがミッチリ入ったパンは朝食にぴったり。いよかんのスコーンと三角の黒みつパンはおやつに。猫の看板がかわいかった。

 

(買ったのは若宮大路沿いのKIBIYAベーカリー売店「come va!」のほうだけど、店員さんに訊いたところ、ベーカリーと品揃えはさほど変わらないとのこと。そのあとで御成通りのベーカリーにも寄りました)

鶴岡八幡宮銭洗弁天などに寄り、長谷寺についたときは閉園時間。あじさいの時期は過ぎているけれども、あじさいといえばと、いしだあゆみがマドンナを務めた『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』を家に帰ってから観る。マイ・ファースト・寅次郎。丹後半島の景色と、いしだあゆみの芯の強さと感情のもろさと、寅さんのだめっぷりが良かった。

男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋 [DVD]

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さて舞台は鎌倉に戻って、江ノ電をとちゅう下車して海辺で缶ビール。酔いがまわったあたりで夜が来た。そして夏もやってきた。季節がかわっていくのを肌で感じた七月の休日でした。